こんにちは、テンです!
今回は、本格的魚釣り!ダイスドラフトのボードゲーム『フレッシュウォーターフライ』を紹介していきます。

『フレッシュウォーターフライ』とは?
『フレッシュウォーターフライ』は、釣り人となり釣竿とリール、それにフライのコレクションだけを手に渓流へと立ち向かい、魚を釣り勝利点を競う、数ラウンドに渡って行うダイスドラフトゲームです。

おすすめポイント

本格的魚釣りゲーム!本当に魚を釣っているような気分で遊べるボードゲーム!
アートやゲームシステム全てが上手く絡み合い、本当に魚釣りをしているかのような感覚でゲームを遊ぶことができます。
魚を釣ったあと、コマを個人ボードであるリールボードに置いて巻き取るシステムも面白い!
どのフライ(擬似餌)を使うかを考え、どの魚を釣るか考え、魚を釣り、そのあとは効率よく魚を釣り上げていく…と得点方法もいくつかあるので考えることも多く、暇な時間がなく楽しむことができます。
どの魚を釣るか、どのフライを使用するか、戦略を楽しめる!
最終的に得点が一番高かったプレイヤーが勝利になります。
得点方法としては魚からの勝利点以外にも共通目標、個人目標、ボーナス目標など様々あります。
魚の組み合わせで点数が変わるので、自分なりの戦略も重要になってきます。
運要素も絡んでくる魚釣りの瞬間。
能力などを使って運要素を減らし、有利にゲームを進めていき、自分が欲しい魚をゲットできるよう進めていくのも楽しいです。
1人でも遊べる!
対象は経験を積んだプレイヤー!AIプレイヤー「寡黙な釣り人」と戦えるアドベンチャーモードも準備されています。
ゲームの概要
あなた方は、釣り竿とリール、それにフライのコレクションを手に、多くの魚が泳ぐ、流れの激しい渓流へ立ち向かいます。
流れを見極め、正確にキャストし、川の流れによるフライの移動も計算しながら、リールを巻いて、魚を巧みに吊り上げることができるでしょうか?
フレッシュウォーターフライ

内容物について

フレッシュウォーターフライ 日本語版 -FRESHWATER FLY-
原題 | Freshwater Fly |
メーカー | Bellwether Games |
発売元 | 株式会社ケンビル |
ゲームデザイナー | Brian Suhre |
発売日 | 2020年7月(日本) 2019年(アメリカ) |
対象年齢 | 14歳以上 |
おすすめ人数 | 1〜4人用 |
所要時間 | 40〜90分 |
本体価格 | 5,400円(税込) |
ジャンル・ルール難度など
ジャンル | ダイスドラフト系魚釣り |
適正タイプ | 大人がじっくり遊べる |
ゲーム・ルール難易度 | ★★★☆☆ |
『フレッシュウォーターフライ』の遊び方
動画でも紹介しています!
ルール紹介をしながら遊んでいるので、どのようなゲームか雰囲気が伝わるかと思います。文章で読むより、伝わりやすいかもしれません。
ゲームの目的
いずれかのプレイヤーが7匹の魚を捕まえたらゲームは終了し、目標による勝利点が誰よりも高かったプレイヤーが勝利します。
ゲームの準備
ゲームボードに岩カードを配置し、魚カードは得点面を下にして配置します。

ゲームボードに遊ぶ人数に合ったハッチタイルを配置し、ランダムにハッチトークンを配置します。

推進力タイル5枚をゲームボード左上のタイルスペースに配置し、木製のキャスティング駒をゲームボード状に置いたら、ゲームボード上の準備は完了!

ダイスとフライトークンは手の届く場所にまとめておきます。

各プレイヤーはリールボード1枚、フィネスマーカー1枚、ドラグマーカー1枚を受け取り、規定の位置に配置し、最初のフライを選んでリールボードの右側に配置したらプレイヤーの準備も完了です!

スタートプレイヤーを1人決定し、スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーの側に、アタリカード4枚を置いたらゲーム開始!

ゲームの流れ
『フレッシュウォーターフライ』は、数ラウンドに渡ってプレイされます。
各ラウンドでは、スタートプレイヤーから始めて時計回りの順で、手番を行っていきます。これを共通のダイスプールにある全てのダイスが使用されるまで繰り返されます。
自分の手番では必ずダイス1個を選択して取り、ダイスアクション1回を実行します。加えてボーナスアクションを任意の回数実行することができます。

ダイスアクション
ダイスプールからダイス1個を選択して取り「1.キャスティング」「2.リーリング」「3.フィネスの向上」という3つのアクションの中から1つを選び実行します。
1.キャスティング
「キャスティング」では魚の当たり判定を行い、魚をヒットさせることができます。
最初の魚を釣るには選んだダイスの列にあり、尚且つ自分の持っているフライと同じ色のトークンがある列にいる魚しか選ぶことができません。

最初の投げ入れで色が一致していなかったり、魚が掛からなかった場合は「ドリフト」を行います。ドリフトは2回まで行えます。(ドリフト:水に投げ入れたフライを流れに漂わせて移動させること。)

アタリ判定用のカードは4枚あり、ヒットがかかる度に右隣のプレイヤーが1枚ランダムで公開します。
最初の投げ入れの際はアタリ判定は1枚のみ、ドリフト後のアタリ判定は2枚まで追加でめくることができます。
なので余程のことがない限り、基本的に魚は釣ることができます。
能力で追加でアタリ判定公開もできるので、いかに希望の魚を効率よく釣るのか、フライ選択やダイス選択、どの魚に最初に投げ入れるのかが重要になってきます。
また、岩カードの上下左右に当たった魚カードがあれば、その岩カードの1番上のカードを取得することができます。このカードはプレイヤーにとってメリットになる「ボーナスアクション」が書かれています。

かかった魚はリールボード(個人ボード)の上部、魚カードと色が合った場所に配置し、かかった場所に置いてあったハッチトークンをハンドルの穴へ配置します。

2.リーリング
「リーリング」ではかかった魚を釣り上げる作業ができます。
釣り糸に新しく魚カードがかかる度に、自分のリールを頂点の開始位置に合わせ、そこからリールを巻き始めます。
回すスペース数は、自分の選択したダイスアクションの出目と、自分の釣り糸にかかっている魚の強さに応じて毎回変化します。

リールスペースには、プラスの効果を発動できる推進力タイルをゲットできるスペースや、フライを変更したりダイスの目を増やしたりできる「フィネス」をゲットできるスペース、魚の強さを0にできるトークンをゲットできるスペースなどあります。
今後のゲームの展開を考えながらダイスを選んでいきましょう。
3.フィネスの向上
「フィネスの向上」ではダイス1個を使用して、自分のフィネスを2上昇させることができます。(Fのタイル)
フィネスは値の場所に応じて使用できる効果が異なり、1つの効果を使用する度フィネスを1減少させます。最大値は4までで、ダイスアクションの前か後に使用することができます。

効果はダイスの目を上下、ハッチトークンを移動、当たり判定を追加、フライを変更、魚の力を0にする…という効果を使用することができます。
このフィネスアクションを上手く利用し、ゲームを有利に進めていきましょう。
その他ボーナスアクションについて
「フィネスアクション」以外にも、ボーナスアクションは他に「推進アクション」「技術アクション」というものがあります。
推進アクションとは?

リールの巻き取りでゲットできる「推進アクション」を実行できるタイルは、書いてあるダイスの目のところの魚をヒットさせることができたり、フィネスを向上させたりと様々な効果を発動できるタイルの中から好きなものを選ぶことができます。
「推進アクション」でダイスの効果を使用したとしたら、通常のダイスアクションも行うことができるので1回の手番で、2回ダイスの効果を使用できることになります。
自分の状況を見ながら好きなタイルを狙いにいきましょう。
技術アクションとは?

魚をキャスティングした際にゲットできる「岩カード」に記された効果です。
追加の目標が記されていたり、フィネスを向上させたりなどボーナスになるようなことが書かれています。
ラウンドの終了
ダイスが全て使用されたらこのラウンドは終了します。
その後、ダイスの出目の計算を行い合計値が最も低いプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーになります。

全てのハッチタイルを1列分左へ流し、ゲームボードの右に置かれていたハッチタイルをハッチタイルスペースに配置します。
川の流れを意識しているようなゲームシステムになっており、新しいハッチタイルも流れてくるので変化があって面白いところです。
再びダイスを振り、新しいラウンドの開始となります。
ゲームの終了
いずれかのプレイヤーが7枚目の魚カードを釣り上げたラウンドの終了時、ゲームは終了します。
得点方法は魚からの勝利点、目標からの勝利点(共通目標・個人目標・ボーナス目標)と様々あるので、上手く目標を達成できるようゲームメイクしていきましょう。


拡張ルールについて
追加の推進力タイルの「ドライフライミニ拡張」と、追加の岩カードである「名人芸パック」が同封されています。
ゲームに慣れてきたら、追加して遊んでみましょう。

1人プレイ用のアドベンチャーモードについて

1人で遊べるモードも公式で用意されています。
「フライソロ」は、1ゲームを1日に見立てて、全7ゲーム(=1週間)をプレイする1人プレイ用のアドベンチャーモードです。
プレイヤーは毎日、特別なルールに従ってプレイを行い、様々な方法で勝利点を獲得するAIプレイヤー「寡黙な釣り人」と戦うことになります。

その日の舞台となっているロケーションにおいて、寡黙な釣り人を打ち負かすことができれば、プレイヤーはその翌日、次のロケーションへと移動することができます。
アタリ判定用のスマホアプリも公式から出ているので、活用しながら遊んでいきましょう!

遊んでみた感想
『フレッシュウォーターフライ』はTwitterで遊んでいる様子を見かけて、まさに魚釣りをしているかのようなビジュアルだったので、気になって買ったボードゲームになります。
実際に遊んでみたら、思っていた以上に魚釣りゲームだった!
魚をヒットさせたり、釣り上げたり、単純なようで単純ではなく様々なシステムが絡み合い面白かったです。どのようにフライを選び魚を選択していけば目標を多く達成できるのか、出たサイコロに応じてゲームの展開を考え高得点を目指す。
2人で遊んだからか、考えることが多くすぐ手番がくるので暇な時間がなく楽しむことができました。
やることが多いと言っても、ゲームが複雑すぎるということはありません。
一度覚えてしまえば問題なく遊べると思うので、魚釣り好きな方、ポイントを稼いで競争するゲームが好きな方におすすめなボードゲームです。
1人でも遊べるシステムが搭載されているのも良いポイントですね!
ルール紹介&遊んでみた動画
TRAMPLEのテンとありまろで遊んでみました!
ルール紹介をしながら遊んでいるので、どのようなゲームか雰囲気が伝わるかと思います。
今回は魚釣りのボードゲームを紹介しましたが、鳥を集めるおすすめのボードゲームもあるので紹介します。
それでは今回は、本格的魚釣り!ダイスドラフトのボードゲーム『フレッシュウォーターフライ』を紹介しました!
また次回の記事でお会いしましょうー!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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