こんにちは、テンです!
今回は、英雄を創り出すのが楽しい!競争・1人・協力で遊べるボードゲーム『コール・トゥ・アドベンチャー』を紹介していきます!

『コール・トゥ・アドベンチャー』とは?
『コール・トゥ・アドベンチャー』は、英雄を描き出し、運命を掴み取れ!英雄を強化し試練に立ち向かい運命ポイントを獲得!より壮大な物語を乗り越えた英雄が勝利となる、大いなる運命を背負った英雄を創り出すボードゲームです。
動画でも紹介しています。文章で見るより分かりやすいかもしれません。
内容物

『コール・トゥ・アドベンチャー 日本語版』
タイトル原題 | Call to adventure |
ゲームデザイナー | Chris & Johnny O’Neal |
アートデザイナー | Matt Paquette |
制作元 | Brotherwise Games, LLC. |
国内発売元 | 株式会社ホビージャパン |
発売日 | 2020年9月 |
対象年齢 | 12歳以上 |
おすすめ人数 | 1人〜4人 |
所要時間 | 30〜60分 |
価格 | 6,600円(税込) |
ジャンル・ルール難度など
ジャンル | 競争・1人・協力カードゲーム |
適正タイプ | 手軽に楽しめる |
ゲーム・ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
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おすすめポイント

英雄を創り出し、成長させていくのが楽しい!
英雄、もしくは反英雄として道を選び、試練を乗り越えることで彼らの物語が作られていきます。
運命ポイントが高いプレイヤーが勝利となるのですが、そのポイントを稼ぐには英雄を強化し、試練に立ち向かう必要があります。

試練が成功するか、失敗するかは英雄の能力と運次第!ルーンを投じて結果を見ましょう。闇のルーンの力を借りることもできますが、墜落にはご注意を…!
相手を邪魔することはありますが攻撃するゲームではない為、黙々と点数を稼いでいく競争ゲームが好きな方、ファンタジーな世界観が好きな方には特におすすめ!
壮大な物語を乗り越えた英雄のストーリーを語る時間が楽しい!
最後に自分たちの創り上げた英雄たちがどんな物語を歩んでいったか紹介するのですが、その時間が楽しい!
カードの上下にはそれぞれ、その時にあった出来事(物語)が記されています。
その出来事を上から読んでいくだけであら不思議、英雄の歩んだ道のりを知ることができます。意外とストーリーになり、自分の英雄こんな物語だったのか!と笑いありの楽しい時間です。
アート、プラスチックルーンの作りが最高に良い!
各カードに記されたアートが最高に良いです!個人的にとても好みの世界観でした。
物語カード、人物カードはよくボードゲームで使用されているカードサイズより大きく、全面イラストなので手にした時のインパクトが大きく、壮大な物語を上手く表現しています。
運命を決めるルーンはプラスチック性で手触りが良く、カチャカチャと投げ入れているだけで楽しい!
ゲーム概要

身分低き従者が伝説の騎士となる。少女の血筋が孤児から王国の女王へと導く。両親が悲劇的な死を遂げた時、貴族は自警団員に志願する。物語は様々あれど、そのテーマは受け継がれていく……そして、全ての英雄の旅の第一歩は、物語への呼び声(コール・トゥ・アドベンチャー)なのだ!
『コール・トゥ・アドベンチャー』では、プレイヤーは競い合ってファンタジー世界の英雄を生み出します。名も無き出自からの旅を経て壮大なる運命にいたる間に、あなたは様々な特徴を獲得し、挑戦に立ち向かい、能力を成長させます。
すべてのプレイヤーの人物には物語が生まれますが、最も偉大なる英雄になれるのは一人だけです!
『コール・トゥ・アドベンチャー』
『コール・トゥ・アドベンチャー』の遊び方
ゲームの目的
プレイヤーは3つの幕の中で様々な試練に立ち向かったり特徴を獲得したりします。その中で各プレイヤーの英雄たちは、勝利による栄光ポイント、闇の道に進むことによる悲劇ポイントなど、様々な経験を得ていきます。
第三幕の終了時、最も多くの運命を獲得したプレイヤーが勝利となります!
今回は、通常ゲームである多人数対戦のルールを紹介しています。
ゲームの準備
各プレイヤーに人物カードを6枚(出自2枚、動機2枚、運命2枚)ずつ配ります。それぞれから1枚ずつ選び、残りはゲームから除外します。

そして英雄カードを1枚、経験トークンを3個ずつ配ります。

選んだ3枚の人物カードは、プレイヤーの英雄の物語を構成します。プレイヤーボードの左側に出自(表向き)、中央に動機(表向き)、運命を右側(裏向き・自分は確認して良い)に配置し、墜落トラックを2の場所に配置します。

カードを種類別に分けてシャッフルしておき、物語カード、英雄/反英雄カード、ルーン、経験トークンをテーブル中央に配置します。

第一幕のカードを表向きにし、スタートプレイヤーを決めたらゲーム開始です!

ゲームの流れ
プレイヤーのターン中、プレイヤーは特徴を1つ得るか、挑戦1つに立ち向かうことができます。また、経験トークンの消費や英雄カード・反英雄カードの使用等、その他アクションも実行できます。
左の出自から始め、現在の幕の下に特徴や試練である物語カードを合計3枚重ねた時点でその幕は終了します。
その為、配置できる物語カードは最大で9枚!途中で失敗などしたら、減る可能性もあります。どの物語を歩むか、自分の能力を見ながら吟味しなければなりません。

『特徴の獲得』はあなたの人物の性格や技術や人生経験などを表します。
得る場合はそのカードに示されている条件を満たす必要があります。特徴を得たら、上の端が見えるように今の幕の下に配置します。

上の能力ルーンや物語アイコンなどは、あなたの物語の一部となります。能力ルーンが増えていくほどに、英雄の能力が増えていき強化されていきます。

『試練への挑戦』はあなたの英雄が名をはせるまでの道程で乗り越えていく様々な出来事です。試練に挑戦する場合、ルーンを投じて良い結果を願うことになります。
この時投げられるルーンは今の英雄が持っている能力ルーンが影響してくるので、場にある物語カードを見ながらどのように強化していくか考え、試練を選んでいかなければなりません。
試練の上か下かを選び、左上に記された難易度以上(下の場合は難易度+1などもある)結果が出れば、試練に成功となります。

成功した場合は特徴カードと同じく、そのカードを獲得し現在の幕の人物カードの下に、上下どちらか選んだ方が見えるように配置します。
失敗した場合はそのカードをテーブルから捨てて経験値トークンを1個受け取ります。

ルーンについて
ルーンはこのゲームにおいて運の部分ですが、その確率は英雄が能力を得ることで上げることができます。
試練で「ルーンを投じる」場合、ルーンを投げて表裏のどちらの面が表示されたかによって結果が変わります。

通常のプラスのアイコンもあれば、経験トークンや英雄カードを得られる面もあります。
黒色の闇ルーンは、経験トークンを消費することで一緒に投げられるルーンです。成功すると+1ですが、月マークが出ると+2にはなりますが墜落トラックを1つ下げなければなりません。(墜落トラックは下がりすぎると闇落ちしてしまい、最終ポイントが下がります。)
その他のアクション
特徴の獲得や試練に立ち向かうことに加えて、『旅』や『他のカードの効果や使用』、『英雄カードや反英雄カードのプレイ』をすることができます。
『旅』では経験トークンを1個使用することにより、テーブル上のカードを1枚捨てて新しいカードに置き換えることができます。
『他のカードの効果や使用』では英雄カード・反英雄カードに記されている常在型能力を使用することができます。

『英雄カードや反英雄カード』には、ゲームを有利にする能力が様々記されています。このカードにもポイントが記されており使用するとポイントが加算される為、タイミングがあればガンガン使っていきましょう!

幕の終了
ある幕に最初のカードを3枚置いたプレイヤーは、次の列のカードを公開します。
これらを繰り返し、最後の運命カードの下にカードが3枚重ねられたら最後の幕が閉じます。他の各プレイヤーは最後のターンを1ターンずつ実行したらゲーム終了となります。

ゲームの終了
運命ポイント、栄光ポイントや悲劇ポイント、経験トークン、英雄カード・反英雄カード、物語アイコンによるポイントを計算し、合計運命ポイントが最も高いプレイヤーが勝利となります!
最後にゲームの締めとして、各自が自分の物語を語ってみましょう。名も無き出自が動機を得て、どのような運命に至ったのか…。
意外としっかりストーリーになって、楽しくゲームを終えることができます。

ゲームの拡張
特徴や試練に慣れてきたら、味方や宿敵をゲームに加えることもできます。ルールブックには後の拡張についても記されている為、今後も楽しみなボードゲームですね!

選択ルール:1人ゲーム/協力ゲーム
基本的なルールは多人数戦を想定して作られていますが、1人ゲームや協力ゲームも可能となっています。
1人ゲームや協力ゲームの場合は、宿敵デッキが対戦の相手になります。一人で黙々、もしくは協力して宿敵を撃退していきましょう!

エラッタ情報
遊んでみた感想
パッケージの見た目と、英雄を創り出すと言うコンセプトに惹かれて購入したボードゲーム。
遊んでみたら英雄の物語を紡ぎ出していく過程が楽しい!!そして物語が完了した後の、英雄たちのストーリーを紹介する部分が楽しい!!

物語カードや英雄カードは大量にあるので、いろんなストーリーを楽しむことができます。
初めて遊んだ時はルールブックを読みながら進めていたので、まさか上下に記されている文字を読んでいったらストーリーになるとは思っておらず、最後の感動が大きかったです。
英雄たちも紆余曲折あってこのようなエンディングになったんだね…!と笑いありでボードゲームを終えられる感じが、とても良かったです。
道中の試練に立ち向かったり特徴を付与していく箇所も、成功率を高め、いかにポイントを稼いでいくか考えながら進めていくのが楽しいです。
付与できる物語カードは最大9枚と意外とやってみると少なく、サクサク遊べるなと言う印象です。ルール自体もそこまでややこしくなく、プレイ時間も30〜60分なので、気軽に遊べるボードゲームとして良さそうです。
少し気になる点としては、ルールブックの誤字が多い印象です。
混乱を招きそうな部分としては、ルールブックの闇ルーンの記載が恐らく間違っており、正しくはプレイヤーボードに記されている説明文が正解かと思います。
致命的な間違いはそこまでなさそうなので、気にするほどではなさそうです。
エラッタ情報→『コール・トゥ・アドベンチャー』正誤表

全体的に満足感のとても高いボードゲームとなっていました!
ファンタジー好きとしては、自分なりの英雄を創り出すっていうのにロマンが溢れる!アートの綺麗さも相まって、素晴らしいボードゲーム体験を味合わせてくれます!
お気に入りです。
ファンタジー系のゲームが好きな方、競争ゲームを遊びたい方はぜひ!
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ルール紹介&遊んでみた動画
TRAMPLEのテンとありまろで遊んでみました!
ルール紹介をしながら遊んでいるので、どのようなゲームか雰囲気が伝わるかと思います。
今回はファンタジー系の競争ボードゲームを紹介しましたが、探索が楽しいアドベンチャー系のボードゲームもあるので紹介します。
それでは今回は、英雄を創り出すのが楽しい!競争・1人・協力で遊べるボードゲーム『コール・トゥ・アドベンチャー』を紹介しました!
また次回の記事でお会いしましょうー!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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